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ケンコー SE120L 

ケンコー SE120L F8.3

眼視族に色収差なんぞ関係ないぜ!と言わんばかりの割り切り機種。
これは長焦点バージョンで、個体によっては球面収差もかなり少ない。

全体的に安っぽいが、良い。コストパフォーマンスは最高。 
色収差は勿論あるが、屈折と口径の力が合わさり、空の状態が良ければ200倍程度までは行ける。
眼視目的で、これだけ見えれば十分でしょ!と(冷静に)言う感じ。

ベテランには大きさと性能からイマイチな機種となってしまい、肩の力を抜くなら、兄弟機のSE120S(F5の短焦点バージョン)しか選ばれないだろう。
しかし、初心者には癖のない こちら(F8.3)を使ってもらいたい。

焦点距離1000mm F8.3は絶妙。
月・惑星、メシエなどの基本対象の観望(観測ではない)において、同族の中華8cmアクロを凌駕する。 
そうなのだ、これがあれば価格的にも中華8cmアクロを使う理由が、初心者には(大きさと重さ以外に)ない(個人的には15cmニュートンを勧めるが、入手困難)。

しかし・・・、初心者がこれを振り回すための架台が存在していない。これがこの筒の存在を不幸にしている。

10kg級のフリーストップ経緯台がポルタくらいの価格で出れば、本当に初心者用の望遠鏡の未来が変わると思うのだが・・・。
販売元のケンコーが、こんな点に着目してくれれば・・・ケンコーじゃなくなるか。